建物構造が鉄骨造の建物に住むことをお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、実際には木造やRC造の建物とは何が違うのかをご存知ないという方も少なくないと思います。
そこで今回は、建物構造を鉄骨にするメリットやデメリット、鉄骨造の建物がおすすめな方をご紹介します。
建物構造が鉄骨であることのメリット
メリット①高い耐久性と手頃な価格
1つ目のメリットは、他の建物構造と比較すると、耐久性は高いですが、比較的手頃な価格であることです。
RC造と比較すると耐久性は低いですが、適切なメンテナンスをおこなえば、木造よりも長く住めるというメリットがあります。
メリット②害虫被害が少ない
2つ目のメリットは、害虫被害が出にくいことです。
木造ではその環境の特徴から害虫が発生しやすいのですが、鉄骨では害虫が発生しにくくなっています。
ただ、全く害虫が発生しないわけではないので、特に築年数が古い鉄骨造の場合は、注意が必要になります。
建物構造が鉄骨であることのデメリット
建物構造が鉄骨であることのデメリットは、3つあります。
デメリット①RC造ほどの耐久性はない
1つ目は、他の建物構造と比較すると、耐久性が中途半端な部分です。
上記で適度な耐久性と価格であることをご紹介しましたが、逆の見方をすれば中途半端であるということもできます。
耐久性に関しては問題ないことが多いのですが、耐火性や防音性には難があり、木造よりも耐火性に劣る物件も見受けられます。
デメリット②モバイルWiFiがつながりにくい
近年は、どこでもスマートフォンやパソコンを使えるようにとモバイルWiFiを家でも使用している方が多くいます。
しかし、鉄骨造の家はモバイルWiFiがつながりにくいというデメリットがあるので、注意が必要です。
デメリット③リフォームに制限がある
木造だと、部屋を広々使えてリフォームも自由にできますが、鉄骨造だとあまりリフォームをすることができません。
構造として、筋交いが斜めに入っていることが多く、それがリフォームをする際のネックになるのです。
鉄骨の建物構造がおすすめな方は?
今までご紹介したメリット、デメリットを踏まえると、出費を抑えたい方におすすめです。
出費を抑えつつ、耐久性の高い家に住みたいという方には特に向いているでしょう。
また、モバイルWiFiの問題に関しては、スマホの電波なら問題なくつながりますし、防音性もDIYなどで対策をすれば問題ありません。
まとめ
鉄骨の建物構造は、ほど良い価格で良質な耐久性を持っている物件になります。
虫が出にくい反面、耐火性が低く、リフォームに制限がかかる場合もあります。
一つひとつの状況を照らし合わせて、納得のいく物件選びをしてください。
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